募集背景
Rimoは会社で行われる全ての議事録を記録しすることで、議事録だけではなく、社内の評価に活用したり、経営判断に活用できるようなものにすることを目指しています。 しかし、現在は原価が高すぎるため、社内の会議を全部文字起こしして議事録化することが、通常の企業の予算では不可能なレベルになっています。少し計算してみましょう。
- 1人が1ヶ月で20時間分のミーティングをアップロードするとする。(営業の場合60時間(週15時間)ぐらいは商談するので割と現実的な仮定です)
- 1万人が大企業で導入する ⇒ 20万時間 / 月
- 1時間あたりのコストは、WhisperのAPIで60円程度 + ChatGPTでの要約生成100円程度 + 運用時のサーバー代・ストレージ代等 40円程度 で 200円とする。
- SaaSの原価率は25%以下に抑えるべきと言われる ⇒ 1時間あたり800円は取る必要がある
- 結論: 1万人の企業に導入すると、月間1.6億、年間20億以上のシステムになってしまう
このシステムの導入ハードルが高いことは想像に難くないと思います。また、より高度な評価や経営判断をする場合より原価が上がってしまいます。
利用料が大きい場合、クラウドサーバーをオンプレにするだけで、1/10のコストダウンは見込める試算です。1/10になれば年間2億の予算にできる可能性があり、全体導入も進みやすくなるはずです。 また、オンプレでの運用を想定すると、Github Enterpriseのように各社の内部のサーバーでも動かすことを可能にしやすいため、そのようなビジネス展開も考えることができるようになり、より価値が高まります。
業務内容
- 影も形もない現状の仕組みをオンプレに移す
- ISMSなどのセキュリティの外部監査を通しているので、セキュリティ基準を満たさないといけない。現実的には問題の起こりにくいAIの処理からはじめ、やるとしてもS3/Cloud Storageのような大容量のストレージの置き換えぐらいにとどめておくのが現実的そう。そこらへんのクラウドとオンプレのバランスが取れる。
- 具体的にどこにサーバーを置き、どのようなサーバーを作成するか、ネットワークや電源をどうするかを決められる
- 作ったオンプレのサーバーを運用し、定期的なサーバー増加や、入れ替えなどをスムーズにする
この仕事の魅力
- リリースから1年でARR1億円突破、導入社数300社以上という成長率であり、変化のある環境で業務ができる
- 音声認識×GPTという世の中のトレンドを捉えたサービスであることから、利用者を飛躍的に向上させるチャンスがある
- プロダクトを日本だけではなく世界に広げて行ける
開発環境
言語:Go, Python, TypeScript フレームワーク:gin, React(Next.js), LangChain, fastAPI, sklearn, pytorch データベース:Firestore(Firebase), BigQuery ソースコード管理:GitHub 情報共有ツール:Slack, Zoom, Notion, Rimo インフラ:GCP(Kubernetes Engine, Cloud Run)
必須スキル
- 業務内容の業務を自ら設計しこなすことができる
- DockerとKubernetesを使いこなせる
- AWS / GCP / Azureなどクラウドインフラの知識
歓迎スキル
- 既存のオンプレで動かしにくい構造(Firebase等)のコードを自ら動かせるものに置き換えられる
- MLOpsやChatOpsの経験
- バックエンドやフロントエンド開発の経験
求める人物像
- 慣習にとらわれずにゼロベースであるべき姿を考えて実行できる方
- 分からないことをしっかり認識し、知識やノウハウを吸収しようという意思のある方
- 新たな試みや仕組み化を周囲を巻き込みながら推進できる方
- 積極的なコミュニケーションや社内調整ができる方